「最近の若いモンは何を考えているのかわからない」

「何度言ってもわかってくれない。自分は管理職失格だ」…、

多くのプレイングマネージャー、チームリーダーは、こんな悩みを抱えて部下指導に自信をなくしています。 　部下のヤル気と能力を引き出し、チームとしての力をアップさせて、ひいては会社の業績を上げるために有効な手法が「部下面談」。しかし部下面談は、コミュニケーション力を発揮して行なわないと成功しません。

　管理職や管理職候補者向け研修講師として、これまで約2,000人の受講者に、部下面談の効果的なやり方を指導。具体的な事例を設定して、受講者が上司役、講師（著者）が部下役となって、たった10分間の面談シミュレーションを行なうことによって、部下に「この人になら、ついていきたい！」と思わせる管理職を育成してきました。

　本書は、自らのチームリーダーとしての経験と、コンサルタントとしての指導メソッドから、独自の部下面談ノウハウを体系化した著者が、設例ごとに面談失敗例・成功例を交えながら、マネジメントのポイントを実践的かつわかりやすくまとめた本です。

【本書の構成】

PART１◎まず、本当の「問題解決力」を身につけよう！

　　　　　【問題の本質に迫ること風の如し】

PART２◎部下の本音を引き出す「傾聴力」を発揮する

　　　　　【穏やかに聴くこと林の如し】

PART３◎行動するための正しい「動機づけ」こそが不可欠

　　　　　【部下の意欲をかきたてること火の如し】

PART４◎上司が「主体性」を持てば必ず部下はついてくる！

　　　　　【信念を貫くこと山の如し】